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ゲンバビト

第三章交わる力明け方のカラス 蛇足 中編「ドコダココハ?」頭が痛い確かさっき奇妙な奴に殴られその後の記憶が無い辺りを見渡しても誰も居ないカメラのピントが合うかのように朦朧としていた意識が正常に戻り、オレは慌てて立ち上がった。(ガチャリ)とドアが開く「目醒めた?」(虫唾が走る)こいつのためにある言葉だな。「おい、どこだここは?てめえ」「

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第三章 交わる力明け方のカラス 蛇足話 「おい、功希大丈夫かよ?」「ああ、じゃあまたな」(やけにカラスが鳴きやがる)オレは、立てずに居たセブンスターに火を着けて茫然と明け方の空を見上げたカラスの群れが旋回し今にもオレを襲ってきそうな錯覚に陥った。(オレはルーズ)んな事わかってるだけどさ、親友をオレのために酷い目に合わせてしまったこの責

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第三章 交わる力第八話 プライドと誇り夜風がたまらなく涼しい診療所の(ムワっとした)あのどんよりした空気から解放され少し気分が晴れた逃げ出したい気分とこの現状を打破しなきゃいけないという葛藤がクロスオーバーし僕のちっちゃなキャパシティは(イッパイ、イッパイ)で心にバグが生じかけていた僕の前を行き交う人々を横目で見ながら(このヒトタチは

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第三章 交わる力第七話 ターニングポイント「功希さん、やっぱ医者に診てもらったほうがいいっすよ」「大丈夫だってば、ペコは大袈裟だな」「縫わないとだめじゃないっすかこれ?」「やだよ、その方が痛えし」「じゃあ、これ」ペコは準備がいい、分厚いガーゼに消毒液をたっぷりつけて、僕の傷口にあてた(手から火が飛び出たのじゃねえか)と感じるくらい熱く

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第三章 交わる力第六話 巻きつく龍「あいつは、平気で人を刺す奴だよ」ヒデキの言葉が何度も何度も頭の中を駆け巡った刃物を出す奴は幾度となく見てきたが(実際に刺す根性ある奴なんてどうせいないだろう)と僕は世の中を舐めすぎていた存在するのだ良心の呵責なぞ微塵も感じない奴後先考えずにその場の感情でブスリとイク奴が・・・・常人なら刃物で斬りつけ